みなさんはお菓子作りを勉強している際に、日本語ではない聞き慣れない用語が出てきたことはないでしょうか。
それらはパティシエが使う「製菓用語」と呼ばれ、
これからパティスリーで働くという方は覚えておくと便利です。
こちらでは製菓用語の概要や、よく使われる製菓用語を名詞と動詞に分けてご紹介します。
■製菓用語とは?
製菓用語とは、製造現場でパティシエが使う、お菓子作りの専門用語のことです。
基本的に外来語であり、パティシエのルーツであるフランス語由来の言葉が多く使用されています。
また、フランス語の他に英語やイタリア語、ドイツ語の製菓用語も存在します。
製菓の現場では、製菓用語が日常的に飛び交います。
円滑な仕事のため、
また他のパティシエとのコミュニケーションのために、
製菓用語の知識は不可欠です。
また、製菓について学んでいる段階でも製菓用語に関する知識を深めておくと、
レシピ本などを読んだ時の内容を理解しやすくなります。
■フランス語の製菓用語・名詞
以下では、フランス語の製菓用語の一般的な名詞をご紹介します。
・ガトー:フランス語で「ケーキ・焼き菓子」を意味する。
例えば、「ガトー・ショコラ」はチョコレートケーキとなる・
・ガレット:薄く平たく焼いたお菓子・料理のこと。
・ジェノワーズ:卵黄と卵白を分けずに泡立てる「共立て法」で作るスポンジ生地。
対して、卵黄と卵白を別々に泡立てる「別立て法」で作ったスポンジ生地をビスキュイという。
・グラス:フランス語で「氷菓」の意。もしくは、アイスクリームを指す。
・コンフィチュール:「ジャム」を意味するフランス語。
・コンポート:シロップ煮の果物。
■フランス語の製菓用語・動詞
フランス語の製菓用語から一般的な動詞をご紹介します。
・アシェ:「刻む」を意味する。果物やナッツを刻む時に使う。
・ダブラージュ:フランス語で「テンパリング」のことを指す。「テンパリング」とは、チョコレートを滑らかにするための温度調整作業。
・キャラメリゼ:砂糖を焦がし、カラメル状にする作業のこと。
・クレメ:クリーム状にすること。
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現場では多くの専門用語が飛び交うためパティシエを目指している方は、
基本的な専門用語を知っておくことが大切です。
製菓専門学校では、
こうした専門用語に関する指導も行われます。
日本菓子専門学校でも、
現場で役立つ製菓用語を実習や座学を通じて指導しています。
パティシエを目指している方は、
ぜひ日本菓子専門学校オープンキャンパスにご参加ください。
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