毎年10月に、「ジャパンケーキショー」というイベントが開催されています。
こちらでは、このイベントの概要や魅力についてお話しします。
■ジャパンケーキショーとは?
ジャパンケーキショーは、毎年開催されている製菓業界の作品展です。
洋菓子の芸術性を競う作品展であり、パティシエ同士が腕を競い合う場でもあります。
現在では、日本最大の洋菓子作品展です。
製菓専門学校では、授業の一環としてジャパンケーキショーへの見学会が行われます。
また、生徒がオリジナル菓子を出品することも少なくありません。
洋菓子は、食べ物としてだけではなく、芸術としても扱われています。
そのため、パティシエは、味と同じようにお菓子の外観を良くするために、日々研究を積んでいます。
ジャパンケーキショーは、そうした洋菓子の芸術性を評価するための場です。
通常、1年に1回開催されていますが、2020年は新型コロナウィルスの感染拡大にともない中止となりました。
■ジャパンケーキショーの歴史
ジャパンケーキショーの起源は、1979年に始まった「東京現代菓子作品展」です。
1985年からは「東日本洋菓子作品展」として、東日本地域の洋菓子協会が共催となりました。
その後、徐々に規模を拡大して、2000年に「ジャパンケーキショー」へと、名称を改めています。
■一流の仕事を肌で感じられる貴重な場
日本菓子専門学校では、ジャパンケーキショーへの見学会を実施しています。
ハイテクニカル科の生徒はオリジナル作品の出品も行っており、受賞実績も少なくありません。
ジャパンケーキショーは展示品を観覧できるだけではなく、
同時に技術指導委員によるデモンストレーションに参加できたり、
喫茶コーナーで出品物を試食できたりする、プロの仕事に触れられる貴重な機会です。
さらに、普段あまり目にすることのない、さまざま製菓道具が展示・販売されています。
プロのパティシエの手仕事や製菓業界の最新トレンドに触れられるのは、大きな魅力です。
お菓子づくりは、一流の技術に触れることも大切な勉強のひとつ。
ジャパンケーキショーを見学する機会に恵まれた場合は、ぜひ参加しましょう。
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